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2022.2.28 症例

(症例10)カラ咳が2週間止まらず、夜中も寝れず悩む32歳真弓さん、寝ると咳が止まらず2ヶ月悩む80歳伊藤さん

真弓さんは銀行勤務、咳喘息と診断されステロイド吸入剤を使うも一日中コホコホしていて、コロナ禍ではバス地下鉄で気を遣う。寝ると悪化し、一晩中ろくに眠れない。
伊藤さんも2ヶ月咳止めを飲むも夜中の咳込みで苦しみ80歳の高齢なので、背骨が変形していて(後弯)背骨の柔軟性がないため、背筋を痛め右腰痛で悩んでおられました。

咳は胸椎2番3番が右に変異(ズレ)して起こります。ここは呼吸器(主に気管支)を司る神経が出ている所で、漢方では「風門」と呼ばれるツボ(経穴)があります。この場所がズレると「風の門」があきっぱなしとなり、ヒューヒューと冷たい風が出入りします。そのため、体が冷え「冷え性」となります。女性の冷え性もここの変位が原因となることが多いのです。「風の門」から「邪」「邪気」が入ると「風邪」をひくということになります。胸椎の歪み(ズレ)を修正し、正しい位置に戻すことで、その場で真弓さんの咳は止まり、夜も楽に眠れるようになりました。伊藤さんは変形した腰椎に咳による強い負担がかかっていましたので、夜中の咳込みが止まり悩んでいた腰痛も治りました。やっぱり原因があっての結果だよね!